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ヒノキを知る 香川県産ヒノキ、その特徴は?

 温暖だけれども少雨な香川県。雨の少ない環境で育つため、香川県のヒノキの生長はゆっくりです。しかしその分、年輪はつまっていて均一、また、ゆがみが少なく加工がしやすいと言われています。さらに、加工されて仕上がると、美しい光沢が見られるとともに、ヒノキの良い香りによってリラックス効果も得られると言われています。

 かつて香川県は、マツを主とした植林が行われていました。しかし、昭和40 年代後半になると松くい虫による被害が発生。そのせいで多くのマツが枯れてしまいました。そのあと多く植林されるようになったのが、ヒノキでした。

 そして、植林されてから40年以上の時が経ち、たくさんの人たちの手で大切に育てられたヒノキの多くが、ようやく住宅の柱材として使える太さに育ったのです。現在では、住宅や店舗など、さまざまな建物に使われており、香川県産ヒノキの持つ魅力が広がってきています。

▲香川県産ヒノキを利用した住宅

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